gradation MARBLE

日記で振り返りと思考、退院調整看護師の呟き

長年連れ添ったご夫婦の最期を迎えるとき、いつか自分たちにも訪れると思うと何気ない毎日が愛しいよ

夫婦のどちらかが最期を迎える時

 

そりゃ人間いつかは最期を迎えるときが来るのだから

お別れの時だって来る。

 

お食事が食べられなくなって、最期を迎えるために療養病院への転院調整をしていた患者様。

 

転院を控えていたのだけれど、どんどん状態が悪化して、転院は断念してそのまま最期の時を待つことになった。

 

毎日2回も面会に来ていた奥さん。

 

ここ数日で一気に状態が悪くなり、もう数日持つかどうか…という話になった。

 

50年近く連れ添って、なれそめとか、夫婦で一緒に仕事をしてきたこと

お子さんのこと、奥さんがたくさん教えてくださった。

お互いのことが大好きで

 

患者さんは少し認知症があったのだけど、もうすぐ奥さん来ますよ~って声をかけるとにこって笑ってくださった。

 

ケンカしたことがなくて、2人でいろんなところに出かけたり、もう、本当に素敵なご夫婦で、見ていて微笑ましかった。

 

もう声も出なくて、意識ももうろうとしている患者さん

お顔を見せていただこうと病室へうかがって、ずっと付き添っている奥さんといろんなお話をした。

 

大好きな旦那さんがもうすぐ最期を迎えようとしている

二人の過ごしてきた時間を思うと、とっても切なくて

だって50年近くだよ?

添い遂げるってやつだよ

奥さんがじっと旦那さんを見ている姿を見て

いろんなお2人の歴史を考えて、いよいよその片方が最期を迎える…

 

そう思うと、奥さんといっしょに泣いてしまった。

1人部屋だから、いいよね

看護師が泣いたって、いいよね。

 

いつか私もこの世を去るときが来るし、パパとどちらが先に、なんて全然わからない。

 

漏水かもしれないし、病気かもしれない、事故かもしれない…

考えたくないことかもしれないけれど

このお2人みたいなときがいつか、くる。

 

そう思うと、ありがとうって、笑ってお別れできるように、

日々を大切に、お互いを大切にしていきたいね。

 

明日有給をいただくから、次に出勤する時は、病院にいるかな…

こうして日記を書いているときも、うるっとしちゃうよ。

いつか必ず、訪れることだけど

やっぱりさみしいね

患者さんのにこ~って優しい笑顔が大好きで、もう笑わなくって…

奥さんのことを想うと切ないなぁ…

切ない

 

どうか苦しまず、穏やかな時間を過ごしていてほしいな…

 

今日の感謝3つ

①有休をとれるように明日の仕事を請け負ってくれた、大大大先輩に感謝!!!

 

②いろんな話を聞いてくれた、元病棟の後輩に感謝!!

 

③すぐにいろいろと対応して下さる、その道のプロの皆さんに大感謝!!

CEさん、酸素業者さん、先生、施設の方々…感謝!!!