あーーー幸せ!
どうしても、入れてあげたい病院に転院させてあげられることができそう!!
主治医に相談したり、受け入れ先に相談したり、適応なのか、大丈夫そうなのか、まーいろんな根回しをして、OKもらえた時の喜びったらない。
しかも、思っていたよりすごく早く、受け入れてもらえるのだ。
病院から退院をする…
その退院先はめちゃくちゃ多用。
「急性期=病気のなりたての治療が必要なころ」は、
「一般病床=治療専門の病床」に入院。
ある程度状態が落ち着いて、点滴やら検査やら、病院にいないとできない治療が必要じゃなくなったときは「退院=一般病床を退院する」ことになる。
とはいえ、みんなスッキリ退院できるとは限らない。
特に今はほぼほぼ、高齢者が入院するから、入院することによって元の病気はよくしても、著しく筋肉が衰えてトイレにも行けなくなったり、体力が落ちて日常生活がままならなくなるパターンも多い。
もしくは、
病気をもったまま退院しないといけない⇒医療処置が必要
もう余命いくばくもないから、何とか自宅に帰る⇒家でのサービスの調整が必要
とても家で介護見れない⇒介護保険サービスを入れる、施設を探す
などなど、元気に歩いて帰れて退院!はい!元通り!
ってなってくれれば本当に良いし、すごく素敵なのだけれど、みんながそういうわけにはいかない。
そんな方々をお手伝いするのが、今の私の退院調整看護師のお仕事(8か月目)だ。
さて、今日私の気持ちがハッピーなのは、どうしてもリハビリの病院に、転院させてあげたいけど、断られるかも…すっごい待つかも…といった方。
年齢的にも、病状の重さ的にも、しっかりやってほしくて、どうしてもココ!というところが早々に転院OKだよ!とお返事が来た。
私がやっている仕事は、その人の人生にとっては「点」でしかない。
でも、病院という特殊な場所、人生の分岐点でもある場所で、その人の運命を変えかねない仕事でもあると思っている。
その人の生きたい人生を、病気という力で強制的に変更させられたタイミング、軌道修正するも、生き方を改めるのも、その人の人生のレールの先を進んでいく上で、どの道に進んでいったらいいのか…
急性期という、下手すれば1,2週間程度で話を聞き入れて、調整するのは、胃が痛い想い。
すべてが正解でもあり、間違いでもあり、
どんな選択をとっても、絶対に後悔する
100%OK!と思えることはないけれど
自分で選んだ!決めた!となれば、その後悔も飲み込めるだろう。
あとは、お願いする方々に、少しでも動きやすいよう、
分かりやすく情報をお伝えする、こちらの意図や本人、ご家族のお気持ちをお伝えする、できることはなんでもやって、退院後、転院後の良いスタートを切ってほしいと思っている。
いつも私の拙い説明や、勢いばかり気持ちばかりの言葉を、意図を汲んでよりよい動きをしていただける方々に感謝しかないの。
みなさんのそれぞれの得意分野、働いているフィールドからの見方を教えてもらって、私の視野はどんどん広がっていくのだ。
わからない制度や話題になると説明できない自分が憎らしい、でも調べて、教えてもらってやってみれば、また1つできることが増えている。
その苦労や手間の先には、また1つ階段を上って成長した自分がいるのだ。
働くこと、学ぶこと、コミュニケーションをとること。
そのすべてが、私の世界を大きく広げてくれている。
どこまでいけるのか、年齢を重ねていく上で、もう広げられない、しぼんでいく!という時を迎えるのだろう。それは、それで、人生なのだと、思う。
人の人生に関わって、ストーリーを見させていただけている、そしてその大切な人生に関わらさせていただいている…
この尊さを、ありがたりながら、走っていきたいな。
そして、病院だけに収まらずもっと広げていきたいな…私の夢だー。
しかしご機嫌で帰ったら、昨日娘ラブ!と言っていたのに、宿題に切れ散らかす娘ちゃんの相手でぐったりよ。人間現金なものね、気分次第、体調次第、お互い様
(ボコボコに怒られたって内容で、あんまり星がいただけなかったのは、とってもお優しい方々ご覧になっていただけているように思えて、それも、また、うれしい)