ちいかわ日記に加えて今日はもう1個
ベッドに横になってしまって
ノートに書き写すのが面倒で
でも忘れたくなくて
ここに書きとめる
昨日、主任さんと話していて
ちょっと大変な退院調整についてのこと
退院調整するにあたり思うこと
患者さんの状況…
病気が治るのか治らないのか
治らないのなら今後どうなっていくのか、予後はどれくらいなのか
リハビリしてどれくらい期待伸びができるのか、そもそも伸びないのか
この辺りの事実をどれくらい患者さんやご家族が
理解できているか
受け止められているか
ここはすごく大切だし、これは基本的には
ドクターがきちんと説明しないと受け止めてもらえない
看護師や他のコメディカルが説明しても先生はなんて言ってるんですか?
とか治療方針、予後の見立てとかは
やっぱりドクターがするのでこちらは断定できない
ドクターの説明でないとやっぱり納得できない
(リハビリだとリハビリの先生の見解も大切だけど)
ここでドクターの説明があんまりだと、ふわっとしてしまって
患者さんも家族も過度な期待をしてしまって
調整がハイパー難航する
実際にはリハビリで全然伸びがないのにリハビリ転院したいとか…
受け入れてもらえる病院がないよーーーとか
家に帰るチャンスは今だけなのに、きちんと治らなきゃ帰ってきちゃ、ダメ!とか…
ドクターがどれだけ説明しても全然納得しない人もおるけどね…
もう1つは、患者さん、ご家族の気持ちにどれだけ添えられるか答えられるか
どこを落とし所にするのか…が難しい
現状の理解、受け入れにもよるけれど
長い目で見た時にどんな未来を描いているのかを
一緒に考えて、同じイメージをもって退院に向けて伴走をする感じ
分かりやすく、リハビリをして家に帰る、なら転院、ってシンプルなパターンはいい
でも、実際には価値観や金銭問題、どれくらい家族が介護できるか、その覚悟はあるのか、(そもそも家族いるのか家族仲はいいのかとか)まーそれは複雑にからまりあっていて、難しいケースもある
がんの末期だから自宅で最期まで過ごしたい!って強い覚悟があって突き進むパターンもあれば、絶対見れないから何とかしてくださいなわてこともある
それはもう千差万別、それぞれのお気持ちやご家庭の事情があるのだから仕方がないこと
でも答えはゼロか100ではないので
その間のどこかで落とし所をつける方法を一緒に探すのだ
急性期病院では、早く退院させろ〜の圧を感じながら
短期間で相手のことを知って気持ちを聞き出して
その時点でベターな答えを見つけるのはなかなかにしんどい
(ベストは最初から無理だと思ってる、できる限り近づけたいけど…!)
患者さん、ご家族が現状を理解していること、受け入れていること
その上でどんな未来像を描くのかを、できることできないことと擦り合わせて
落とし所を見つけること…が
退院調整をしていて大事なんだなーーと振り返り
でも、退院調整だけじゃなくて何でも言えることで
現状を知ること、受け入れること
未来図に向けてどうしていくか決めること、行動すること
これは人生にも、仕事でもなんでも当てはまると思うんだよね…!