病院は老化と戦っているのだろうか。
もともと病院って所は、高齢者の集まる場所だ。
とはいえ、ここ最近は、さらにその純度が増したように思う。
とにかく高齢者ばかりの入院、さらに1つの病気じゃない
既往をたくさん持っている患者さんが多くて、
○○科で入院するけど、他の科にも相談しないといけない、なんて方もザラに増えた。
(転院相談で、5つくらいの科の先生から紹介状を書いてもらった時は、すごく大変だった!)
昔だったら、寿命を迎えていた人たちが、いい薬が出たとか
いい治療ができたとか、生活が豊かになったからなのか
管理が行き届いて、長生きできるようになったのだろうか。
ただ、どんなに医学が進歩しようと
どんなに生活が豊かで、安全で快適になったとしても
人間は生もので、老化には勝てないのだ。
だけど、そこがなかなか理解してもらえない。
いずれ迎える死までの道のりを、私たちは一直線に歩いているのだ。
それが人生だ。
いきなり亡くなる方も突然いるかもしれない
だけど、基本的にはいきなり人は死ぬわけじゃない。
今と死ぬ時の間には、
老化という緩やかな下り坂を静かに本人も気づかないうちに降りている。
40歳を過ぎた私は、すでに下り坂を転がっているのよね。
それを入院している今の、80代、90代は老化の極みにきている。
ちょっと前まで元気でも、一気に体調を崩すこともある。
緩やかに下る方もいれば、
ここまでがんばってきた!あとは無理ー!!!
ってがくって悪くなる人もいる。
老化っていう自然の流れの中で、
リハビリをすれば元に戻るはず!
治療をすれば治るはず!
もっと歩けるようになるはず!
食事をとれるようになるはず!
って大きな期待を持たれる方も多いけど、
坂道の途中だったらば、入院を機に坂道の角度が急になる人がほとんど
冷静になって、受け入れる準備も必要なのだ…
毎回、毎回、毎回
老化という不治の病にかかって
これ以上はもう治りませんって言い続ける先生たち
納得がいかなくて、ずっと先生にぶら下がるご家族もいる
大切なご家族だもんね、わかっちゃいるけど
受け入れるのに時間がかかるよね…
すぐに受け入れてくださる方もいらっしゃる
あぁ、そうだよね、今までがんばったよね…って。
いろんな苦労をして、もうこれ以上は苦しませないようにって
いろんなお話をして下さるご家族もいる
入院をして、治療をしてみて、どうなるかなんてわからない。
だけどさ、老化っていう不治の病は確実にあって
死に向かって進み続ける私たちは、受け入れる準備もしていく必要があるんだよね。
ちょっと話しづらいことなのだけど
生まれた以上全員に平等にやってくる死について
家族同士で話さないってことはないんじゃないかな・・・?
話したくないって言うかもしれないけど、いざって時に困らないようにしてほしいな…
このことは、またどこかできちんとまとめなきゃなぁ。
今日の感謝3つ
①ケアマネさんとの情報交換会で、いつも本当にお世話になっているな~って感謝。
だってケアマネさんがいないと、退院とか難しいもん。マジで感謝!!!
②3カ月くらい入院している患者さん、絶対退院調整が必要なのだけど、ずっとタイミングをうかがっていた。大好きな女医さんが、合わせてくださる機会を作ってくださって、ようやくお会いできた。マジで感謝。そして患者さん、ご家族も良い方だったよ…なんとか力になりたいな…
③食堂のすごくきれいなお姉さんがいて、とんでもない速さで仕事をこなす方なの、食堂しまるギリギリで、にこって笑ってご飯を提供して下さって嬉しかった…なんか、感謝!