看護はサービスじゃない看護だ
そんな言葉がふっと頭をよぎった
患者さんの支援をする、という点ではやっぱりサービスと取られがちだが
やっぱり、ただお世話をするのが看護師じゃない
患者さんの状態を把握して、患者さんの気持ちも確認して
今何をしたらこの患者さんが治療をスムーズに受けられて
その治療の効果が十分に発揮できるようにする支援
そして、患者さんが自立して生きていけるように
病気との付き合い方、退院後の生活の仕方
いろんなことを指導させていただいたり、いっしょに練習したりする
これって看護師だからこその視点と知識と技術で行う
サービスじゃなくて、「看護」なのだ
病気でしんどいときにはお世話をするけど
病気が治りかかってきたときには
自分でできるようにお手伝いをする
体調に合わせてケアをする
依頼があって、なんでもかんでも手伝うのはサービス
患者さんの状態を考えて、患者さんの今後の人生を考えて対応するのが看護
って個人的には思う
だから、病院の中で自分でできることは自分でやってほしい
でも自分でできるだろうと思っても、危険なことは看護師が説明していっしょにやる
入院して、トイレにいくぐらいできるだろう
っていって、病気の後の自分の身体を把握できずに転んでしまう
看護師が事前にいっしょにおトイレを手伝いますから、と説明していても。
申し訳なさとか、トイレくらい、って気持ちはあるけれど
これもまた看護
熱があってふらつくとか、脳梗塞で入院したばかりで上手く身体が動かないとか…
入院するくらい身体が弱っているってことで
入院したのだから、看護師がお願いすることに協力してほしい
説明をしても勝手にトイレにいって、転んで骨を折った人も、頭を打って意識が戻らなかった人も見てきた。
それなのに、まるで看護師の注意義務だったと訴えられて、看護師も病院もとてつもないダメージを受けるのって、やっぱりどこかで病院はサービスで「看護」を受けている認識が足りないのかな…って思ってしまう。
飲み込みが悪くなって、普通のご飯邪誤嚥するのに勝手に持ってきたものを食べさせてしまう家族
糖尿病だというのに、間食しまくる患者さん、差し入れを持ってくる家族
なんならなんでダメなんだって怒ってくることもある
何しに病院にこられたんでしょうか?
トイレに一人で行けるのに、あれもってこい来れてって来いという患者さん
自分で動くことがリハビリで、入院中に体力を衰えさせないようにするのが大切です
ってお断りすると、酷い看護師だと家族からクレームが入る
洗面を片付けるのが遅い看護師がいるって怒り出した家族もいたな
順番に片付けますし、患者さんはお1人じゃないですし
何ならお元気そうなご家族がやっていただいても構いません
ご自宅に帰ったら結局どなたがやるんですか…?
病院で治療を受けに来て、看護を受ける以上
すべていうことをきけとは絶対に言えないけれど
病院に入院している以上、ご自分のことを考えて行動できないのかね?って思う。
看護はサービスじゃなくて、「看護」
小間使いとかお手伝いさんのように看護師を使う患者さんを見ていると、残念に思う
できないならお手伝いをする、できるのならご自身の能力を衰えさせないよう、なくさないようにあえて手伝わない
そういうことだってあるんでございます
すべて、患者さんのことを考えてのこと、なのだけど。
っていろいろと悶々としたので、書きなぐっちまったぜ…
今日の感謝3つ
①自宅に帰れるってやっぱりいいな、訪問診療、訪問看護、ケアマネさん‥皆さんに来ていただいて、お力を借りて、ご自宅で何とか生活できそうな患者さん。
最後泣いてたな、私も泣きそうになった、あぁ、感謝
②いっしょに退院前カンファレンスをやってくれた、病棟の看護師さん、いっしょに頑張ってくださって、本当に感謝!
③いろんな患者さん、ご家族のご好意で、たくさん学生さんに見学をさせてあげることができた!本当に学びにつながって、感謝しかありません…!