人ってね、みーんな好き勝手なことをいうもんだ。
とある患者さんが、どこに退院しようか?という話になって
とある看護師さんは
「本人が帰りたがっているから、自宅に帰ればいい」
といい、
そうして自宅に帰る話になると
他の看護師さんは
「あの家族じゃ絶対に無理、どうせすぐに入院してくる」
なんて言ってみたりする。
退院調整看護師としては、「う?うぅ~~~ん」となるのだ。
自分の目とか、物差しで物事を見ちゃいけない。
看護っていうのは、医学的な事実と本人や家族の気持ちとのバランスをとること
医学的な事実をもって、できる、できない、を判断するのは、本人と家族なのだ。
医療者として、事実をお伝えする。
Drにお願いするのが1番だけど、生活していく上で必要なことを
看護師としてお伝えする。
全部やれるかどうかはまた別で、それは本人の価値観の物差しだ
「病院みたいにしっかりしていないと、不安すぎて無理!」
と本人が言うのなら、自宅以外の選択肢になるだろう。
家族の支援もあるか、家族も受け入れらるかどうか、も考える。
「仕事と子育てもあって、とても介護なんて無理!」
「いつまでも続いてしまうのなら、自信がない…」
本人が帰りたい、と家族が無理!というアンバランスは、もうご家族で相談してもらうしかない。
どちらの味方に付くこともできない、ただ、想定されうる事実をお伝えする。
でもこんなサービスもあるよ、こんな時はこうするといいよって情報提供も添える。
その上でどうするかは、やっぱり本人と、家族とが答えを出すこと。
どんな風になっても、自宅に連れて帰りたい…!
多少汚くても、うまくいかなくても、家に帰ることがすべてだよね?
っていう覚悟があれば、なんとかなるんじゃないかな?って思うんだよネ…
だってさ、すべて100%上手くいくなんて無理。
それも踏まえないと、とても自宅でなんて無理。
ザ、病院クオリティ☆をお望みならば、
適応あれば適応のある病院へ入院しているしかないし
お金を積んで施設にいるべき。
だけど、やっぱり家に帰りたいって想いは誰にだってあるのだし
家族だって帰してあげたいって気持ちもあるでしょう。
それをね、あたまごなしに、看護師が
「帰れるわけがない、無理だ」なんて言っちゃいけない気がする。
そりゃ心配な患者さん、ご家族はいるけれど
その人の人生、家族の生活なのだから
極力その道をすすめるようにお手伝いしたいよなって思うのだ。
病院って場所は、つくづく人生の分岐点。
いろんな人が人生の転機に向かっていく
でも、人生ずっと順風満帆なんてことはなくて
どうしてこんなことになった?!って騒いだって
長く生きてりゃ何かしらあるでしょう?って思える方が健全。
その転機に、自分だったらどうする?
家族だったらどうする?って考えること。
看護師だって、知人だって、まわりの人は好き勝手なことをいう
みんなが自分の価値観と、ものさしをもって、好きにいう。
退院調整の場だけではなくって、生きていたらそういう場面はたくさんあるでしょう。
相談レベル、参考レベルにとどめておいて、自分のフィルターにかけて、決めていきましょう。
そうして、好きにいう人たちは、私も含めて
悪い気をもって言っている人はそんなにいなくって
あぁ、この人はそういう風に考えるんだなって、学びになったりもするのだ。
振り回されすぎることなく、自分だけの答えを。
自分に言い聞かせている。
今日の感謝3つ
①いっしょにがんばってくれる、支援者のみなさんに心から感謝しかない。年明けの大変な時期に時間を割いてくださるみなさまに、本当に感謝。
②いろんなモヤモヤをもって、いろんな話を聞いてくださる同僚の皆さんに本当に感謝。同じ気持ちでいるってだけ力になる気がします。
③今日から学校が始まって、娘は楽しかったみたいで、よかったな。元気に学校に行けてよかった、健康であることに感謝!