教育っていうのは子育てに共通するものがあると思う
とにかく忍耐。
待って、待って、待って、待つのだ。
教育と言っても、私の場合は、新人さん、学生さん、後輩、途中で移動した方
患者さん、患者さんご家族…、病院外から来た訪問看護さん、ケアマネさん…などなどに、ご指導させていただくことがある。
特に経験の浅い、若い看護師さんや看護学生さん
一般人である、患者さん、ご家族…に対しては
とにかく忍耐と待つことが大切だと思っている。
教育をする…
看護師が教育する、というのは、自立を促すこと
若い看護師さんたちが、自分の力で看護ができるようになること
患者さん、ご家族が、退院した後も自分たちの力で生活ができるようにすること
そのためには、とにかく経験をさせてあげる必要がある。
特に医療現場では、失敗=下手したら大変なことになる(命に関わることも!)
と、考えると、経験はさせてあげたいけど、リスクが高いことは、ヒヤヒヤしながら見守るのだ。
針を刺すにも、まずは見学をしてもらい、見守りながら実際にやってもらい
一人でできそうとなったら、一人でやりにいくのをドキドキしながら待っていたり…
若い子が一人でチャレンジしている間、大丈夫かな…なんてマジでドキドキ
だけど、自立していくためには、必ず通らないといけない道
忍耐だなぁ・・・と思うのよ
そして、待つ
やっぱりなんでも経験のある自分の方が早い。
タスクがぎゅうぎゅうの中で、見学をさせてあげる、見守ってあげるのも自分の時間を割く必要がある。
説明したり、事前に確認して、実践後は振り返り
1つの手技でも結構時間がかかるし、一人で初めて行く時も、何かあったらすぐ対応できるように、待機をする。
待って、待って、待って。
この子のためを思うと、経験を積んでほしい
だから私は待つの、とにかく待つの…
ってじりじりしながら、待つの。
でも、それの積み重ねで、数カ月、1年とか経つと
若い子って本当に見違えるようにいい動きをするようになるんだよね…
教育ってすっごく大切
人って、何よりもの財産だと思うから
ひーひー言いながら
胃をキリキリさせながら、
ご指導をしていけたらな…って思う。
そして今、若さ関係なく病棟相手にご指導というと、ちょっと強いけど
いろいろと退院に向けての意識を高めたいな…って思う。
「退院支援」とかいうと、なんだか大ごとだけど
入院したら退院って当たり前だし
退院して病院側はおさらばかもしれないけど、
患者さん・ご家族たちはその後の生活があるんだからさ…
その先を見据えて退院のお手伝いや入院中の準備、ご指導って
看護師として当たり前のことだよね・・・?!
って日記書いてて思ってきた。
検温して体拭いて、点滴を時間通りに落とすなんて
勉強したらすぐにできるし
看護師の免許がなくてもいいじゃーーんって思っちゃう
看護師だからこそ、いろんな情報からアセスメントして
患者さんが治療に専念できるように、
生活に戻れるように、
戻っても生活していけるように、支援するのが看護ってものじゃないのー
あーーーもどかしい
教育って、はいこうです!って形が見えるものじゃないから
あーしんどい
だけど、あきらめない
このまま進んでいって苦労するのは、病棟のみなさんだから
がんばる
怖い看護師さんにもがんばってお願いしてみる…ドキドキ
今日の感謝3つ
①担当外の病棟の患者さんに関わることになって、話をしたことのない師長さんにお声がけ。親身にご相談になってもらって、本当に助かった。上手くいくといいのだけど…。
②直属の上司との面談。叱咤激励というよりも、ほわっと諭してくれるし、一生懸命話に乗ってくれる。優しく治した方がいいところも教えてくださる。
自分のいいところこでもあり、悪い所でもある…のをなんとかしたいな。
とにかく感謝!
③②の上司が、今を楽しめるように、って年休取れる時にとってねって。あっという間だからって、いろいろ人生の先輩として伝えようとしてくださったことが嬉しいな~
感謝!