gradation MARBLE

日記で振り返りと思考、退院調整看護師の呟き

看護師の専門性…ずいぶん治療の方へ寄ってしまった気がする。人生を伴走する存在でありたいな…

看護師の専門性

 

について、ちょっと考えた。

 

看護師って、病院と言ったら看護師さん!

ってな具合、メジャーな職業。

 

だけんども、看護師って何をしているの…?って言われると

いまだに具体的に説明ができない。

 

医師の診療の補助

患者の療養上の世話

 

ってよく言われているけど

まー、うん、で?ってなくらい、ざっくりだ。

 

昔々、医師がやっていたことから分化した職業の中の1つが看護師。

その他は薬剤師とか、検査技師、放射線技師、リハビリとか、

今やメジャーになりつつある、いろいろ~な職業

昔はお医者さんが全部やっていたらしい!

(ちょっとざっくりした記憶だから間違ってるかも!)

 

看護師っていったら、患者さんの1番側にいて、療養上のお世話をする人。

治療と少し離れて、身の回りの支援をする。

患者さんの身体を清潔に保つ、食事を摂れるように工夫する

生活する環境を整備する…

快適に治療に専念できるように、身体が治るように整える…

そんな役割のイメージ。

 

そう、どちらかというと患者さんの側にいて、生活を支援するような立場だったはず…

 

そんな看護師も、やることが死ぬほど増えた。

ジャンルも多くて、専門分野に特化する看護師も誕生した。

褥瘡、感染対策、在宅、ガン、疼痛、救命…(この辺もざっくり(;´Д`))

 

なんだか最近、看護師が治療の方に寄って、医者の方に近づいているような気がするのだ。

急性期病院にいたっては特に。

訪問看護さん、介護関係の看護師さんは在宅の現場にいるからそこまででもないかもだけど…。

 

ケアマネさんや、介護福祉士さん、介護関係の方たちとお話をしていると、本当に患者さんたちの生活や気持ち、どんな人生を送っていたのか、家族関係、生活歴、価値観…

いろーーんなことを網羅して、考えて、ハッとさせられることが多い。

 

なんだ、看護師ってもっと療養のお世話をするなら、もっと患者さんの病気や治療、経過だけじゃなくて、もっとその奥の患者さんを見つめないといけないのじゃないか…。

 

看護師の専門性

とは言われるものの、看護師の専門性は曖昧に感じる。

 

医療に特化する?そういうわけにはいかないよね、人間、心があるのだから…。

 

私が地域包括支援センター、退院調整看護師として経験を積む中で、人生について

やっぱり、看護師だからこそ、病気だけに特化するのではなく

もっと患者さん自身を見て、患者さんといっしょに伴走する存在であってほしいと思うんだ。

 

ううん、患者さんだけじゃない、この世に生まれた赤ちゃんから、亡くなるその時まで、看護師って側にいるの、人の生きる人生の中で、割りと側にいる存在なの。

 

だから、病気にならないように、なっても集中して治せるように、支援する。

人が生き生きと生きられるように、伴走して、支援するのが、看護師の役目だと思うんだ…

 

なんて、ビッグなこと言ってしまったかも!

でも私はそんな看護師がたくさんいてほしいって思うの!!

だってみんながみんな、ニコニコ生き生きしていて

ちょっと辛いなって時に、私たちみたいな看護師がそっと支援して

また力を蓄えてそれぞれの人生を生きるって、すっごく素敵だと思う!

 

みんなが幸せを追求して、みんなが自分を大切にして…

お互いを大切にして…

みんながみんなのために、想像するだけで素敵だな~

幸せだな~

なんて、ね。

 

今日の感謝3つ

①とあるケアマネさんが、すっごくお優しくて…( ;∀;)

お仕事絶対お忙しいだろうに、いつも本当にお優しい…

支援をお願いする時っていつもドキドキしちゃうからね…。マジで感謝!

 

②娘がママラブで感謝すぎるのだ、無償の愛はやっぱり母からの愛じゃなくて、子どもの無垢で無邪気な愛だと思う!

 

③優しい病棟の主任さんが、一生懸命話を聞いてくださってありがたい。病棟の退院支援に対する積極性を上げていきたいな・・。私一人じゃ難しいから、巻き込める人を探そう。