gradation MARBLE

日記で振り返りと思考、退院調整看護師の呟き

できないだろうって思っていても、意外にできることもある。決めつけずに動くことと、やり切った方が納得感がある

できないと思っていても、本当にできないかはわからないよなってことがあった。

 

高度な処置が必要な患者さんがいて、急性期病院でもなかなかやらないよって言う処置があった。

退院後にどうするかってなって、訪問診療の先生に当たってみたり

施設に聞いてみたりして

できるよって回答をしてくれたところがあった。

 

この人どうしよう・・うけいれてくださるところってあるの・・・?となっても

ローラー作戦してみたら案外やります!って手を上げてくださるところがあるのだ。

 

聞いてみないとわからないもんだし

急性期病院だーってふんぞり返っていても

在宅の先生の方が、在宅のことは詳しかったり

難病に強い先生がいたり

呼吸器にめっちゃ強い先生がいたりして

聞いてみなきゃわからないのだ。

 

患者さんにとって最善を選んでいくのだけど

すべてが100%っていうわけには、いかない。

情報を集めて、集めて、集めて

その中での最善を見つけていく。

やるだけやったら、できないなら、やっぱりできないことがわかって

より納得しやすいこともある。

 

私は集めまくった情報をもって、患者さん、ご家族に決めてもらえるようにするし

何がハードルなのかを医師や病棟の看護師と相談していくのだ。

 

できるよって回答が来たものの、今度は自分のところの主治医が尻込みだ。

そこまでしてやるもんじゃないって言うのなら、なぜやらないのか、やれないのかを患者さん、ご家族にきちんとお伝えしてほしい。

 

新たなハードルだけど、できる、がわかったのなら、それを覆すくらいのデメリットがなければ、進んでいってあげたいよ・・。

 

あー今日ももやもや~っとしながら、だけど一気に担当していた患者さんがキリがつくだの、退院したので、じっくり取り組めたヨ…

 

手が空いている間に、やれることやりながら、この難ケース、微調整していきたいなぁ・・・

 

答えがコレ!って決まっていないから、退院「調整」

気持ちも、身体も、経済面も、いろーんなところを調整して

落としどころを決める

すっごく難しいけど、うまくいったーって時にはうれしいなー

胃もキリキリするけど!

 

今日の感謝3つ

①大好きなパン屋さんに、早く仕事が終わったので、行けて、とにかく優しい店主さんに癒され、おいしい~~いパンに癒され満たされました、感謝!

 

②少し前に自宅退院した患者さんの担当になってくださったケアマネさん。先日亡くなったって、他の用があったものの事務所まで教えに来てくださった。口調が強いからちょっと怖かったけど、やることめっちゃテキパキだし、すごく先を見ながら動いてくださって、「しごでき」ってやつなんだと思う!なんか、人柄も好きになりました!感謝―

 

③元同僚の看護師さんが、いつも私の話を聞いてくれる。お互い年をとったねー、ベテランの域にきて、話す内容もずいぶん立派になったもんだー

忙しいのに、いっしょに考えてくれてマジサンキューです!