病は気から
この言葉、なんか嫌いだった
特に子供のころ、若い頃
看護師になる前は……
病は気から
気の弱いやつは病気になるんだ
気の入ってないやつは病気になっても仕方がない
それは弱いからだ……
って思い込んでいて、気の弱い人が気の毒に思った
そして私も決して気は強くなく、むしろというか、とっても弱気の人なので、この言葉を鵜呑みにして病ばかりの人生になるんじゃないかと
にわかには肯定できなかった
怒りすら覚えていた
でも……
看護師になってからは、病は気からは本当だと思う
ガンの告知をされて
ショックのあまり、不安で不安で不安でずーーーっと不安を訴えていて
予後よりも全然早く
あっという間に亡くなってしまった患者さん
あの時はまだ、入職したてで何もできなくて、ただただ何もできなかった
(当時はガンの告知はするもの!という風潮で、私も絶対告知するべき!と若かりし青臭さで思ってたけど、全員が全員するものじゃないと思ってしまった)
ガンと最後まで戦う……!と頑張っていた、60代くらいの女性
手術も抗がん剤もやって入院も長くなってご飯も食べられない痛みも出てきて……ってある日
「りささん、もう私ダメだ、がんばれない」
って言われた数日後に彼女は亡くなった
(未だにその方から一時退院の時にいただいた、思いやり溢れるメッセージカードは手元にある、忘れられない、心から安らかに眠っていてほしいな……)
酸素がないと苦しくて、不安で不安で仕方のない人もいた
ナースコールを自分でできることでも、何度も何度も鳴らすのだ
苦しい、苦しい、というけれど、酸素を測っても変わりなし
呼吸が浅くて吸えなくて、吐かないから余計吸えなくて苦しいのだ
意識すれば、呼吸は自分の力で深呼吸もできるけど、なかなかできない
そういう人に限って何度も感染したり、苦しくなって入院する
まるで自分で病を作っているかのようにも見えてしまって、とにかく気の毒に思う
自分の体が通常運転じゃないのは、ものすごく不安だし、怖いこと
とてもストレスだ
このストレスは、さらに体の調子を悪くする、悪循環
体と心は繋がっているから、一緒に落ちていく
病は気から、はあながち嘘ではないし、本当だと思う
人間の体は元に戻そうとする
だけど元に戻すのに時間がかかるとか、戻せなくなった人が来るのが病院
病院に来なければならないほどにしんどくなった人
入院しなければならないほどに、悪循環の一番底まで来てしまった人
治療とともに、私たち看護師は心をケアするのも、すごく大切なんだと思うのだ
体を癒して、心を満たして、それが看護なんだと思うのさ
あとね、心の持ち方、考え方、そういうのもすごく大切だと思う
身体のケアとともに、心のケアも
そして、問題解決をする力も養った方がいい
どうしようもない大変な時期って必ず来る
親の病気、死から始まって
自分にも巡って来る時
常々現実逃避したり、決断を人任せにしたり、
誰かに依存していたら
たぶんとんでもないことになるよ……
って自分がたまたま父親を早くに亡くした時に
めちゃくちゃ鍛えられたなって思うのだ
二度としちゃいけないけど
戦争体験者はメンタルがすごく強いし、根性が違いすぎる
下手すれば80代の人よりも90代の人の方が
同じ状況で回復する人だっている
やっぱり違う
だからって戦争は絶対にダメだけど……
変化は常に訪れていて
歴史の最先端の今こそ、歴史が時代の移り変わりのスパンが短い時代はなかった
今までの当たり前がどんどん覆されていく中
私たちは多大なストレスにさらされている
上手く受け流して、自分の生き方で生きていかないと
流されて揉まれてしまいそうだから……さ
今日もまとまりがない……けど
日記だから、ま、いいかぁ〜( *¯ ꒳¯*)ふっ
今日の感謝3つ
①とても愛されキャラの少し認知症のある患者さん、奥さん頼りで、奥さんもすごくご本人を大切にしていて……そんな方のカンファレンス、とても温かい時間で幸せだったなぁ、来てくださった皆様に感謝です
②なんとか患者さんをご自宅退院できそうな雰囲気でどうかこのままで行けますように……良い流れに感謝!あーお家に帰してあげたい〜
③転院するのに、ちょっとリスクがある患者さん、まさかの主治医(偉い先生)が、救急車に同乗して連れていってくれるかも……?
普段は無茶ぶり退院調整の依頼をかけてくるけど、めっちゃ神対応に感謝ですーーーー( ´•̥̥̥ω•̥̥̥`)