gradation MARBLE

日記で振り返りと思考、退院調整看護師の呟き

情報過多で頭がパンクしそうなときの自分なりの方法と、これからの病院事情を考えるともんもん。

性格なのか性質なのか

身の回りに起きていることや、人の感情、雰囲気

いろんな情報が頭の中に一気に飛び込んで

パンクしそうになる時がある。

 

病院の中で働いていると

いろん--んな力がいろーーんな向きと強さで動いていて

その時その時の結論を出す力が必要だなと思う。

 

今日なんて、

急性期の病院にいるから早く退院させたい

手のかかる患者さんだから退院できるといい

だけどあんまり状態がよろしくない

病棟にとって主治医の先生が報告しにくい先生だ

もう明日に転院の予定だ

相手の病院とも相談も必要

できるなら転院させたい

でも患者さんの負担も大きい、ってか移動中何かあったらどうするの

 

私、ご本人の状態、家族の気持ち・負担、Drの考え、病棟の考え…

 

ごっちゃごちゃになるけれど

そういう時こそ「何が1番大事か」に集中するのだ

 

何が1番大事か

そりゃ患者さんの命、安全、でしょう。

 

そりゃ急性期だから慢性期の人は転院させるべきだけど

何よりも患者さんのご負担を考えるべき。

そのアセスメントと判断をするのは、現場の仕事だけれど

それがなかったのには驚きだ。

 

頭の中でいろーーんな思惑と気持ちといっぱいにしながら

まーシンプルに考えて移動自体危険でしょうと

迷いに迷った挙句、主治医に状況報告しちまった・・・

すまん病棟の立場・・・と思ったけれど

動いてしまったよーーーーーと今ちょっとドキドキ。

 

でも確実にこの1週間見てきて状態は確実に悪化傾向だ。

そんな中、ご本人の負担と、道中のリスクを考えればやっぱり妥当だ。

 

色んな情報や人の気持ちでいっぱいいっぱいになって

頭の中が混乱しやすい私は、

このままでいって最悪なことは何かや

優先すべきものは何か

この力が働き続けた先の結果を描いて

そっちにいっちゃだめだって、心が叫ぶ方に全力で行かないように阻止する。

患者さんのことならなおさら。

 

ちょっと時間がかかってしまって、パパッとと判断できる人がうらやましいな。

やっぱり急性期向きじゃない。

 

今日のやりとりの中で思うのは

なんとなくうちの病院の看護の質が落ちてきてる気がする。

命が最低限守られていればいい

業務が遂行できればいい

そんな状況になっている、自分が働いていた4年前も必死すぎて申し訳なさでいっぱいだった。

 

忙しいは確かに忙しい。

看護師の数は増えていないのに

(増えるのは看護師以外・・・それでもありがたいけど)

行う業務は増えっぱなし。

賃金は据え置き。

(皆様の声で処遇は少し増えたけど、どんだけ経験年数増えてもお給料あがらないトラップは変わらない)

残業も厳しい時代、もちろんしちゃいけないけど人手が増えないなら、削られるのは患者さんへのケアになるよ、そりゃ。

 

でもさ、患者さんの前では理由にしてはいけない・・・んだよ。

 

って思う自分と、どこかで、

 

このまま体制が変わらずに、続いたら

患者さんが粗末な扱いを受けても、仕方がないよねってくらい人手が足りない時代が

もうすぐそこに来ているんだと思う。

だって2025年問題ってずっと聞かされてきたもん。

 

団塊の世代が75歳以上になったってことだけど、そのたくさんいる世代がどんどん年を重ねていくんでしょ?

どんどん大変になるってことじゃないか。

 

いやはや、病院の中だけでは解決できることじゃない。

 

安心して医療や介護を受けたいのなら

もっと人手を増やすとか

国民の意識を変えるとか

病気にならないようにするとか

介護を受けないで済むようにするとか…

そういうことに手をかけないと

病気になったとき、最期を迎えるのに病院じゃ適当にあしらわれる

どんなに辛くても家で過ごす

家族が介護して仕事できない

・・・とか負のループしか見えない

 

もう本当に始まっていて、危機感しかない。

 

だからこそ、これからの人の健康への意識変化を願ってやまない

 

って真夜中に悶々としている自分の健康も危ういものだから

変えていかないとな・・・

 

今日の感謝3つ

①ほぼドタキャンに近い形になるのに、病状不安定な患者さんの受け入れについて一緒に考えてくださった、転院先の病院さんには本当に感謝しかありません。もし落ち着いて、

 

②状態が悪化して転院がキャンセルになっても、何も動揺することなく私のねぎらいをしてくださった、本当にやさしいご家族に感謝しかないです。お歳が大きくて、ご自身やご家族のことでもとても苦労されているのに…あぁ。

 

③私が仕事を引き受けやすいことを気にかけてくれる師長さん。本当にありがたい。

今年度も変わらずいっしょにやっていけることが嬉しいな。もっとよい退院調整が病棟の人といっしょにできるようにがんばります。

知らないから、できない、不安、なんだと思う。私もそうだったから。

でもあまりにもって時はここで吐き出そうーーー!